企画会社KIRINZI inc.(以下、キリンジ)と出版社ライスプレス(株)は、長崎県・壱岐島限定で販売している「古事記」をテーマとした漫画・カルチャー誌「COZIKI(コジキ)」の第2号を2019年4月23日に発売します。なお、昨年9月の創刊号発売前から壱岐島以外での販売を望む声が多くあったことから、東京都目黒区の「代官山 蔦屋書店」、新宿区の「TSUTAYA BOOK APARTMENT」、大阪市北区の「梅田 蔦屋書店」、福岡市中央区の「六本松 蔦屋書店」において期間限定で販売します。
第2号では日本を代表するイラストレーター・寺田克也氏の連載がスタート。詩人の菅原敏氏が原作を手がけ、古事記に登場する月読命(ツクヨミノミコト)をモチーフとした「月読日記」を掲載します。また、女優・モデルの小松菜奈さんを写真家の嶌村吉祥丸氏が壱岐の無人島で撮影したファッショングラビア「Moondance」、歴史漫画の巨匠・里中満智子さんによる月読命のイラスト「月読の独白(ひとりごと)」も登場します。
さらに、創刊号でも好評だった人気漫画「GTO」の藤沢とおる氏が描く壱岐島旅漫画に加え、大橋裕之氏や山本さほさん、マッチロ氏や赤堀君氏など新進気鋭の多くの漫画家の作品を掲載しているほか、人気イラストレーター・下田昌克氏の初の漫画作品も収録。そのほか、詩人の最果タヒさんが古事記の神々に詠んだ詩など古事記と壱岐島の魅力を存分に感じていただける一冊となっています。
第2号の参加アーティストは総勢15名。イラストでは里中満智子さん、漫画では赤堀君氏、大橋裕之氏、栗元健太郎氏/咲さん、下田昌克氏、寺田克也氏(原作:菅原敏氏)、服部昇大氏、藤沢とおる氏、マッチロ氏、山本さほさん。写真では小松菜奈さんと嶌村吉祥丸氏、詩では最果タヒさんが参加しています。さらスーパーバイザーとして手塚プロダクションの手塚るみ子さんも参加しています。
<掲載作品>
ジャンル :『作品名』アーティスト名
表紙イラスト:寺田克也
解説文 :『ツクヨミ神話を解き明かす』戸矢学
イラスト :『月読の独白(ひとりごと)』里中満智子
グラビア :『Moondance』モデル:小松菜奈/写真:嶌村吉祥丸
詩&漫画 :『月読日記』漫画:寺田克也/原作:菅原敏
漫画 :『美味しい神しゃま特別編 壱岐豆腐の巻』藤沢とおる
漫画 :『ひだくんは忘れたい』赤堀君
漫画 :『オロチさんと。』マッチロ
漫画 :『一人と、一匹で』山本さほ
漫画 :『壱岐んモン』栗元健太郎/咲
漫画 :『三匹の島鴉』下田昌克
詩 :『まぶた/距離感/「地平線の詩」』最果タヒ
漫画 :『イルカパークの奇跡』大橋裕之
漫画 :『日ポンの巫女ちゃん』服部昇大
<掲載作品の一部カット>
藤沢とおる「美味しい神しゃま特別編 壱岐豆腐の巻」(C)藤沢とおる
https://www.atpress.ne.jp/releases/181761/img_181761_2.jpg
赤堀君「ひだくんは忘れたい」(C)赤堀君
https://www.atpress.ne.jp/releases/181761/img_181761_3.jpg
服部昇大「日ポンの巫女ちゃん」(C)学文社
https://www.atpress.ne.jp/releases/181761/img_181761_4.jpg
里中満智子「月読の独白(ひとりごと)」(C)里中満智子
https://www.atpress.ne.jp/releases/181761/img_181761_5.jpg
小松菜奈/嶌村吉祥丸「Moondance」Photo by Kisshomaru Shimamura
https://www.atpress.ne.jp/releases/181761/img_181761_6.jpg
マッチロ「オロチさんと。」(C)マッチロ
https://www.atpress.ne.jp/releases/181761/img_181761_7.jpg
<「COZIKIプロジェクト」と漫画・カルチャー誌「COZIKI」について>
特定有人国境離島地域に指定されている壱岐島は人口が年々減少傾向にあり、観光客や移住者の誘致は島の重要課題となっています。キリンジとライスプレスは神話が息づく島の文化、豊かな自然や地形、美味しい食物などを未来に伝えたいとの思いから、観光客の増加など壱岐島の活性化に貢献するため2018年3月に漫画とアートのプロジェクト「COZIKI」プロジェクトをスタートし、現在は壱岐市との官民連携で取り組んでいます。
「COZIKIプロジェクト」は「古事記をモチーフに、新たな神話を創る」をコンセプトとし、単に古事記の物語を紹介するのではなく、漫画、写真、イラスト、小説、詩など様々な分野のアーティストが参加し、古事記の登場人物や壱岐をモチーフとした作品=“新たな神話”を創作します。漫画・カルチャー誌「COZIKI」は参加アーティストの作品発表の場として2018年9月に壱岐島限定販売の雑誌として創刊。著名なアーティストが参加し、漫画をはじめ、様々なジャンルの作品で古事記の神話や壱岐島の魅力を表現した「COZIKI」は創刊前から話題となり、創刊号は発売から半年で1,500部以上販売されています。今後は春と秋の年2回発行を予定しています。
漫画は国内だけでなく、海外でも評価の高い日本が誇る文化です。紙の漫画・カルチャー誌「COZIKI」が壱岐島オリジナルの新たな“特産品”として愛され、漫画を通して子供から大人、外国人まで幅広い方々に壱岐島の魅力を知ってもらうきっかけになることを期待しています。
※「COZIKI」には「古事記」「COZ(Because)+IKI(壱岐)」「COSMIC(広大無辺な)」の意味が込められています。
<漫画・カルチャー誌「COZIKI」第2号の概要>
・編集長 :稲田浩
・ジャンル:漫画+カルチャー誌
・サイズ :B5判
・ページ数:164ページ
・出版社 :ライスプレス(株)
・発行日 :2019年4月23日
・販売価格:1,200円(税抜き)
・販売方法:島内の協力店舗
<「COZIKIプロジェクト」概要>
・主催 : 企画会社KIRINZI inc./出版社ライスプレス(株)
・協力 : 壱岐市
・編集長・クリエイティブディレクター:稲田浩(ライスプレス)
・アートディレクター: 河村康輔
・スーパーバイザー : 手塚るみ子(プランニングプロデューサー/手塚プロダクション取締役)
・公式サイト : http://www.coziki.jp
・Twitter : https://twitter.com/cozikiisland
・Instagram : https://www.instagram.com/cozikiisland
・Facebook : https://www.facebook.com/cozikiisland
(注)手塚プロダクションの「塚」は旧漢字が正式表記となります。