イベントの企画・制作・運営を行う株式会社サンライズプロモーション東京(本社:東京都港区/代表 高橋一仁)は、2018年11月4日(日)から7日(水)にかけて、ジャズピアニスト桑原あいの、桑原あい ザ・プロジェクト「To The End Of This World」 Release Tourを開催いたします。東京・浜離宮朝日ホールを含め、福岡、大阪、名古屋の4都市を新レギュラー・トリオでまわります。
●音楽界のゴッドファーザー、あのクインシー・ジョーンズが認めたソロピアノ
デビュー以来、ジャズの枠を完全にはみ出した独創的かつ情熱的なスーパーテクニカルなプレイでモントルージャズフェスティバルや東京ジャズなど国内外の大舞台で喝采を浴びてきた桑原あい。2015年スイスで開催されたモントルージャズフェスティバルの会場で桑原のソロピアノを聴いたあのクインシー・ジョーンズも桑原のもとを訪れ「すばらしい、君の音楽こそジャズだ、このまま迷わずに進みなさい」と称賛。その出会いがきっかけで生まれた曲「the Back」は、ゆっくりと去ってゆくクインシーの背中(back)を思って、帰りの飛行機の中で一気に書き上げた曲で、昨年発売されたスティーヴ・ガッド、ウィル・リーとの桑原のリーダートリオのアルバム「Somehow, Someday, Somewhere」に収録されている。今年9月には、2年連続となるスティーヴ・ガッド、ウィル・リーとのトリオでのツアーも開催し、注目を集めました。
●バーンスタインからマッシヴアタックまでジャンルを超えた多彩なレパートリー
これまでのレパートリーは、テレビ朝日系「サタデー/サンデーステーション」のオープニングテーマ「Dear Family」や、J-WAVE「WITH」のエンディングテーマにも採用されている先ほどのクインシーとの出会いの曲「the Back」などのオリジナル曲はもちろん、バーンスタイン、アストル・ピアソラ、キングクリムゾン、スクエアプッシャー、マッシヴ・アタック、マルーン5、エンニオ・モリコーネやスタンリー・キューブリックの映画音楽など、あらゆるジャンルを飲み込んで強烈にインプロヴァイズし、桑原あいの音楽として表現してゆきます。
●桑原あい新レギュラー・トリオを中心としたニューアルバム
2018年初リースとなる今作は、ベースに鳥越啓介、ドラマーに千住宗臣を迎えた新レギュラー・トリオでの演奏を中心に構成。昨年9月にこのメンバーで初ライヴを行い、ジャズの枠に留まらない独創的でエモーショナルなLIVEが評判を呼び、今年、このメンバーでのレコーディングが実現。まさにこのメンバーでしか表現できないようなスリリングで先鋭的な演奏となっています。
さらに今作には、織原良次(fretless b)、山田玲(ds)の2人のミュージシャンを迎えたもう1 つのピアノ・トリオでも録音。こちらは桑原あいのコンポーザーとしての魅力が最大限に伝わってくる表情豊かな演奏となっている。ゲスト・アーティストには、音楽ユニット“ものんくる”のヴォーカリスト=吉田沙良、“EGO-WRAPPIN’ AND THE GOSSIP OF JAXX”のメンバーとして活躍するサックス奏者=武嶋聡、LAの人気ジャム・バンド“Kneebody”の中心人物にしてカマシ・ワシントンらとともにLAジャズ・シーンを牽引する現代ジャズ・シーンの注目サックス奏者=ベン・ウェンデル、気鋭のチェリスト徳澤青弦率いるカルテット、日本人の父とジャマイカ人の母を持つ京都市生まれのラッパー=Daichi Yamamotoなど多彩なゲストが参加です。
収録曲の大半は桑原自身の作曲によるオリジナル曲で構成されており、その中には桑原自身が敬愛する歌人、劇作家である寺山修司の詩「悲しくなったときは」を英詞にし、桑原が曲をつけた「When You Feel Sad」や、今年生誕100 周年を迎えるバーンスタインの“ウエスト・サイド・ストーリー”のサウンド・トラックより「Maria」、フランスの作曲家、プーランクがエディット・ピアフに捧げた楽曲「Improvisation XV-Hommage a Edith Piaf-」などのカヴァー曲も収録される。アルバム・タイトルの『To The End Of This World』は、人それぞれの、限定されない“この世界の終わり”の時間や場所のことを意味しており、今作で桑原あいは、音楽家である前に一人の女性として“この世界の終わり”を見つめ、楽曲毎に様々な主人公にその瞬間を託して表現しています。
<収録曲>
1. Opening-1 (Ai Kuwabara)
2. MAMA (Ai Kuwabara)
3. Mother Sea (Ai Kuwabara)
4. The Error (Ai Kuwabara)
5. When You Feel Sad (Shuji Terayama / Ai Kuwabara)
6. Improvisation XV -Hommage a Edith Piaf- (Francis Poulenc)
7. Maria (Leonard Bernstein / Stephen Sondheim)
8. 919 (Ai Kuwabara)
9. Love Me or Leave Me (Walter Donaldson/Gus Kahn)
10. To The End Of This World (Ai Kuwabara)
●桑原あい Ai Kuwabara the Project 「To The End Of This World」 Release Tour
【ツアースケジュール】
<福岡>
日時 :11月4日(日) 開演 16:00(開場 15:30)
会場 :福岡Gate’s7
出演 :桑原あい(pf)、鳥越啓介(b)、千住宗臣(ds)
お問い合わせ:092-714-0159(キョードー西日本)
<大阪>
日時 :11月5日(月) 開演 19:00(開場 18:30)
会場 :梅田CLUB QUATTRO
出演 :桑原あい(pf)、鳥越啓介(b)、千住宗臣(ds)、Daichi Yamamoto(rap)
お問い合わせ:0570-200-888(キョードーインフォメーション)
<名古屋>
日時 :11月6日(火) 開演 19:00(開場 18:30)
会場 :名古屋CLUB QUATTRO
出演 :桑原あい(pf)、鳥越啓介(b)、千住宗臣(ds)、Daichi Yamamoto(rap)
お問い合わせ:0570-00-3337(サンライズプロモーション東京)
<東京>
日時 :11月7日(水) 開演 19:00(開場 18:30)
会場 :浜離宮朝日ホール
出演 :桑原あい(pf)、鳥越啓介(b)、千住宗臣(ds)、Daichi Yamamoto(rap)、吉田沙良(vo)、徳澤青弦カルテット
お問い合わせ:0570-00-3337(サンライズプロモーション東京)
【チケット料金】
◆福岡・大阪・名古屋
前売:¥4,200(全自由・整理番号付・要1ドリンクオーダー・税込)
◆東京
前売:¥4,800(指定席・税込)
【チケット発売所】
◆チケットぴあ
http://w.pia.jp/t/aikuwabara-t/
0570-02-9999(Pコード122-806)※ 福岡/大阪/名古屋/東京共通
◆ローソンチケット
0570-084-003 (Lコード84184)※ 福岡
(Lコード54323)※ 大阪
(Lコード70824)※ 名古屋・東京共通
◆イープラス
【桑原あい プロフィール】
1991年生まれ。洗足学園高等学校音楽科ジャズピアノ専攻を卒業。これまでに5枚のアルバムをリリースし、JAZZ JAPAN AWARD2013アルバム・オブ・ザ・イヤー、第26回ミュージック・ペンクラブ音楽賞、JAPAN TIMES上半期ベストアルバムなど受賞多数。モントルージャズフェスティバルや東京JAZZ(東京国際フォーラム・ホールA)、アメリカ西海岸ツアーなど国内外を問わずライブ活動を行う。
2017年にはSteve Gadd, Will Leeをメンバーに迎えたアルバムをリリースし、同トリオで国内ツアーを行う。11月にはテレビ朝日系報道番組「サタデーステーション」「サンデーステーション」のオープニングテーマを含むアルバム桑原あい×石若駿「Dear Family」をリリース。
その他「機動戦士ガンダムサンダーボルト」、任天堂ゲーム用ソフト「スプラトゥーン2」に参加、また2018年4月よりJ-Wave「STEP ONE」のオープニングテーマを担当するなど活動は多岐にわたる。2018年8月ユニバーサルミュージック移籍後初となるオリジナルアルバム「To The End Of This World」をリリース。