日本が誇るべきエンターテインメントが、今、世界へ 著者:又吉直樹 第153回芥川賞受賞作 待望のドラマ化 『火花』又吉さんが日本中に届けた感動をもう一度! 次は世界190か国へ!! <全10話イッキ観試写会イベント舞台挨拶 実施のご報告>

ピース・又吉直樹さんの処女作であり、第153回芥川賞を受賞、社会現象を巻き起こすほどの話題作となった小説「火花」が、NETFLIXオリジナルドラマ『火花』として6月3日(金)より世界190ヵ国で全10話を一挙に同時配信致します。

この度配信に先駆けて、5/22(日)、全10話先行イッキ観上映会を開催致しました。本イベントに、主演の林遣都さん、波岡一喜さんに加え、芸人役で二人の相方を演じる好井まさおさん、村田秀亮さん、そして本作の総監督を務める廣木隆一監督が登壇致しました。

この日は朝から全10話を上映しました。「お笑い」にかける芸人たちのストイックな姿勢や、人間の悲哀や愛おしさ、そして生きることの意味を映し出していく激動の530分のドラマをイッキに目の当たりにして観客のボルテージも上がる中、「火花」の漫才コンビがドラマの裏側を熱く語りました。

 

林遣都・波岡一喜が見せた本気の漫才に笑いと感動の歓声が!

■日時:5月22日(日) 20:20~

■場所:新宿明治安田生命ホール(東京都新宿区西新宿1-9-1 明治安田生命新宿ビルB1F)

■登壇者:林遣都(25) 波岡一喜(37) 好井まさお(井下好井)(32) 村田秀亮(とろサーモン)(36) 

廣木隆一監督(62)

5月22日(日)、Netflixドラマ『火花』試写会イベントが行われ、本作の主演を務めた林遣都さん、波岡一喜さんに加え、主演二人の相方を演じたお笑い芸人の好井まさおさん、村田秀亮さん、そして本作の総監督を務める廣木隆一監督が登壇しました。この日は朝10時から試写会が始まり午後8時頃まで約9時間かけて全10話(約530分)が上映されました。

林さんは会場の客席にむかって「どうでしたか?」と質問を投げかけ、大きな拍手が巻き起こると、大きな笑みを浮かべて「よかった!」と喜びを噛み締めていました。波岡さんは、劇中で演じた「神谷」からお礼ということで、「ありがとう、ありがとう、ありがとう・・・」と神谷という役になりきって劇中で披露した漫才の一部を披露し会場を湧かせました。

4か月間という撮影期間、劇中で「スパークス」というコンビを組んでいた好井さんに対して、林さんは「もう最高ですよ!一生のパートナーです!」とコンビ愛を見せてくれました。漫才シーンで大変だったことを聞かれると、好井さんは「構成作家から頂いたネタを7割くらい変えてしまい、苦い顔をされました。でも皆で話し合いながらより面白いものをひたすら追い求めました。」と漫才に対してより高いクオリティを追い求め、作品に対しての、またお笑いに対しての熱い情熱を語ってくました。今回芸人役ということで、林さん、波岡さんはかなりの練習量をこなしたそうで、その様子を見ていた実際の芸人である好井さんと村田さんは、「合間に公園で練習している姿は、二年目の若手芸人のようだった。」「10話見たら分かるが、(二人とも)だんだん漫才が上手くなっていっている。」と林さんと波岡さんの努力と練習の成果、そして二人の光るお笑いセンスを絶賛しました。監督は「漫才シーンはほとんど一発撮りでした。」と、撮影の様子を振り返りました。

印象的なシーンを聞かれると、好井さんは「芸人にとってはリアルすぎる。『スパークス』や『あほんだら』のように売れずに渋っている芸人がよしもとにはいっぱいいるんです。一番のシーンは林さん演じる主人公の徳永が歩道橋の上で、海外へ旅立つ人へ言う「幸せになってや」という台詞が本当に良くて立って泣きました。

人が立って泣くことってあんまないでしょ。」と発表すると、今度は村田さんが「その後の、徳永が大声を叫びながら走るシーンで、僕は座って泣きました。」と好井さんに対抗し感動シーンをユーモアたっぷりに発表。会場は爆笑の渦に包まれました。吉井さんはラストライブのシーンも挙げ、「終るのが悲しくて。涙を止められなくなって、周りを見たらみん泣いているんです。お客さんも、スタッフも泣いているし、波岡さんなんて(カメラに撮られていないのに)壁に寄りかかって泣いてますもん。それはもらいますよ。人生で一番泣きましたね。あんなに止まらない涙は人生初!」と当時を振り返りました。

お客さまからの質問コーナーでは、「5人の監督の特色は?」という質問が出ると、すかさず「どっかの記者ですか?」と全員からツッコミが。「廣木監督がベースを作ってくれたので、1話で出来たベースを信じてやった。」というは林さんの言葉に、廣木監督は1本1本の作品が10本集まって一つの作品になるというのをやってみたかった。実現できて嬉しい。」と各話それぞれに監督の個性が表れ、見所がある旨を自信を持って語りました。

また、林さんがずっと好きだというお客さんからの告白に、林さんは壇上から客席へ降りて女性の元へ行き握手をするという一幕も。そんな林さんの優しさ感極まって泣いてしまう女性。すると今度は何故か波岡さんが客席のその女性のもとに行き握手と包容を。まるでドラマから飛び出してきたような徳永&神谷の火花コンビに、観客からは歓声と大きな笑いが巻き起こりました。

最後に林さんから「190カ国配信ということで海外の人がどういう反応をするか想像がつかないが、又吉さんが日本中に届けた感動と同じものをもう一度、今度は世界へ届けたいなという思いでいます。」と意気込みを語ってくれました。

 

物語

売れない芸人の徳永(林遣都)は、営業で行った熱海の花火大会で先輩芸人の神谷(波岡一喜)と電撃的に出会い、強く惹かれ、弟子入りを申し出る。神谷は天才肌であり、かつ人間味に富んだ人物。神谷は自分の伝記を書くことを条件に、徳永を受け入れるのだった。以降、徳永と神谷は頻繁に会っては酒を酌み交わし、神谷は徳永に笑いの哲学を伝授しようとする。吉祥寺の街を彷徨いながら、さまざまな人々と触れ合い、なんでもない、でもキラキラと輝く時間を共有する二人。だが、それぞれの歩みは次第に、そして決定的に異なっていく。徳永は少しずつ売れていき、その一方で、神谷は少しずつ損われていくのだった。

 ある日、神谷は借金を抱えたまま姿を消してしまう。そして一年後、二人は再会するのだが…。

 

林遣都 波岡一喜

門脇麦 / 好井まさお(井下好井) 村田秀亮(とろサーモン) 菜 葉 菜 山本彩 (NMB48/AKB48)

徳永えり 渡辺大知 高橋メアリージュン 渡辺哲

忍成修吾 徳井優 温水洋一 嶋田久作

大久保たもつ(ザ☆忍者) 橋本稜  俵山峻(スクールゾーン)  西村真二  きょん(ラフレクラン)

染谷将太 田口トモロヲ 小林薫

 

原作    :又吉直樹 著「火花」(文藝春秋 刊)

総監督:廣木隆一

監督    :白石和彌/沖田修一/久万真路/毛利安孝

主題歌:OKAMOTO’S「BROTHER」(アリオラジャパン)

挿入歌:SPICY CHOCOLATE「二人で feat. 西内まりや &YU-A」(Virgin Music

制作プロダクション:ザフール/パイプライン 

制作   :吉本興業 

製作   :YDクリエイション  In Association With Netflix

 

©2016YDクリエイション

 

6月3日(金)より、全世界同時配信!http://hibana-netflix.jp/

 

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