この度、ご紹介するのは隠れた名作とも言われ、少なからず誰でも持つ恥ずかしい妄想癖をリアルにそして露わに描いた話題の問題作「女ヒエラルキー底辺少女」です。今、注目の漫画家・鈴木詩子氏の原作漫画「女ヒエラルキー底辺少女」(青林工藝舎刊)は独特な世界観にコアなファンが多く、待望の映画化となりました。いち早く上映されたゆうばり国際ファンタスティック映画祭でも話題となった本作がいよいよ東京で公開が決定です。喧嘩する勇気はないが、空想ではバイオレンスな報復を繰り返す、作り笑顔の裏に秘めたネクラな女子高生、桃子です。演じたのはこれが映画初主演となる元AKB48グループ内ユニット“渡り廊下走り隊”で活躍した平嶋夏海さんです。公開初日には主演の平嶋夏海さん、冨手麻紗さん、阿部菜渚美さん、円谷優希さん、岡山天音さん、森田亜紀さんと森岡利行監督など多数出演者による舞台挨拶が決定です。その後もトークイベント付き上映が上映終了まで続く盛り沢山の公開と成ります。
【物語】
桃子(平嶋夏海)はどこにでもいるイマドキ女子高生。他の皆と少し違うのは、単純おバカキャラと冴えない見た目のせいで馬鹿にされ、「“学校”というヒエラルキーの底辺にいる」こと。友達はナンパされたり、毎日彼氏とデートしたり。桃子は、彼氏いない歴イコール年齢。私だってイチャイチャしたい! だけど現実は、クラスメイトには存在感がないと馬鹿にされ、先輩には無理やりアダルトビデオを見て抱かれそうになるなど散々な学園生活。そんな日々をボンテージに身を包み、吊るされたクラスメイト達をムチでいたぶる妄想をしてはストレス発散にいそしむ毎日。底辺少女・桃子はリア充ライフを手にすることができるのか!?
【原作】
漫画家/鈴木詩子
神奈川県出身。2002年小学館「ビックコミックスピリッツ増 刊・新僧」にて「ターンオーバー」でデビュー。 その後、青林工藝舎「アックス」新人賞に佳作入選。2009年 単行本「女ヒエラルキー底辺少女」を発売。現在も「若妻はるか ちゃんの秘密」連載中。
ウェブマガジン「ブッチNEWS」で初 のコラム連載もスタート。
【脚本】
脚本家/角田ルミ
1981年生まれ神奈川出身。ノニカジャパンPANメイクアップスクール卒業。
2008年、角角ストロガのフを立ち上げる。角角ストロガのフ主宰・脚本・演出
【脚本・演出】
08年6月 角角ストロガのフ第一回公演「鮮やかな食卓」明石スタジオ(若手演出家コンクール2008第一次通過作品)
09年2月 角角ストロガのフ第二回公演「人間園」王子小劇場(若手演出家コンクール2009第一次審査通過作品)
14年4月 角角ストロガのフ第十回公演「時刑」吉祥寺シアター
(CSテレビ朝日「SOLDOUT!」にて5月23日、6月20日深夜0時~全篇放送)
【脚本】
NHKEテレ「Rの法則」ランコレドラマ④「嫉妬って何でアールん?」(2013年11月14日放送)
NHKEテレ 「Rの法則」ランコレドラマ⑤「アールんとウラオモテフレンズ」(2014年1月16日放送)
NHKEテレ「東京特許許可局」『おもてなしマシーン』(2014年6月9日放送)
【脚本協力】
角川映画「ちょっとかわいいアイアンメイデン」脚本・監督吉田浩太(2014年7月公開)
【監督】
映画監督/森岡利行
主な脚本作品に原田芳雄主演、映画『鬼火』(望月六郎監督)
谷原章介主演、映画『極道戦国志 不動』(三池崇史監督)
中森明菜主演、連続テレビドラマNTV『ボーダー』、石橋凌主演、NHK「ビタミンF」
薬師丸ひろ子主演、NHK『コウノトリなぜ紅い』
宮沢りえ主演、NHK『青き復讐の花』、NHK連続ドラマ『繋がれた明日』他多数。
監督作品に
黒川芽以、沢尻エリカ主演、04年『問題のない私たち』(アジア太平洋映画祭出品作品
武田真治、広末涼子主演、08年『子猫の涙』(第20回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」で特別賞受賞。
深津絵里主演、09年『女の子ものがたり』、藤原紀香、原田泰造主演
NHK連続ドラマ『ツレがうつになりまして。』(脚本)
塚本高史主演、TBS連続ドラマ『帝王』(脚本・演出)などがある
主演】
平嶋夏海
1992年5月28日生まれ。元AKB48の第1期生。グループ内ユニット渡り廊下走り隊としても活躍。
2012年のAKB48卒業後、女優業に転身。舞台「ぼくんち」「女の子ものがたり」映画「ハダカの美奈子」「メイクルーム2」など多数の作品に出演し、活躍中。本作「女ヒエラルキー底辺少女」が初主演となる。
○出演キャスト:平嶋夏海 冨手麻紗 阿部菜渚美 円谷優希 / 比嘉梨乃 岡山天音/森田亜紀 岡田義徳
○監督:森岡利行 原作:鈴木詩子 脚本:角田ルミ
○コピーライト:(C)映画「女ヒエラルキー底辺少女」製作委員会2016
○配給、宣伝:キャンター
オフィシャルHP http://teihenshojyo.com
2016年5月28日(土)よりキネカ大森にて公開